ホーム > レポート  > 【訪問レポート】福島環境創造センター「コミュタン福島」

ホーム > レポート  > 【訪問レポート】福島環境創造センター「コミュタン福島」

2018.04.02 レポート 

【訪問レポート】福島環境創造センター「コミュタン福島」

=東北地方ESD活動支援センタースタッフによる施設訪問レポートです=
 
施設名:福島県環境創造センター
所在地:福島県田村郡三春町深作10-2 田村西部工業団地内
施設概要:空間線量のモニタリングや除染・廃棄物・環境創造の調査研究、教育・研修交流を行う総合施設。
【交流棟/愛称:コミュタン福島】
福島県民の皆さまの不安や疑問に答え、放射線や環境問題を身近な視点から理解し、環境の回復と創造への意識を深めていただくための施設です。コミュタン福島で得た学びや体験から得た知識や深めた意識を、子どもたちや様々な団体が共有し、それぞれの立場から福島の未来を考え、創り、発信するきっかけとなる場を目指します。
 
 交流等は東日本大震災と原発事故を振り返るゾーン、福島の環境や再生可能エネルギーについて学ぶゾーンなど、大きく5つの展示で構成されています。「小学校5年生でも理解できる分かりやすさ」を目指して整備されたそうで、関心を持って見る・知る・体験することができる展示の工夫に驚きました。
 
最初に展示してあるのが「ふくしまの3.11から」。10分間の映像で震災を振り返る大型スクリーンのシアター、福島第一原子力発電所の事故後の様子を再現した模型、新聞報道の展示があり、東日本大震災とそれに続く原子力発電所の事故からの経過や、環境回復・創造への歩みを振り返ります。

 
 「ふくしまの環境のいま」をテーマにしたゾーンでは、できるだけ数値や映像で伝えようと、県内の空間線量率や食品の検査結果、観光者数や福島県の人口が示されています。
 「放射線ラボ」では目に見えない放射線について正しく知り、判断するための力を育むために、実際にガイガーカウンターを使ったり、タブレットを使ったゲームがあったり、特殊な装置で自然界の放射線を見ることができます。また大型モニターを使った体験ゲームもあり、子ども達が楽しくチャレンジしていました。ゲームを通して「ガンマ線」など難しい言葉とともに、それぞれ性質が違うことを学べます。

 
 施設の大きな目玉は、球体型スクリーン全面に360度の映像を映し出す「全天球映像システム」を導入したシアターです。椅子はなく、球体のシアターの中心を貫通する『橋』の上に立って観覧します。足元は強化ガラスが使われていて、足元の映像も見ることができます。大迫力の画面で、放射線について、福島の四季折々の自然や伝統の祭りと文化を紹介する映像などを観覧できます。
 

施設の中で最も印象的だったのが、2011年3月11日14時46分からの経過時間を示す『3.11クロック』です。
 コミュタン福島では随時、親子向けの体験イベントも開催しています。
 「体感」によって理解を深める施設、ぜひ一度訪れてみてください。
 
施設の詳しい情報こちらをご覧ください。

ホーム > レポート  > 【訪問レポート】福島環境創造センター「コミュタン福島」
ホーム > レポート  > 【訪問レポート】福島環境創造センター「コミュタン福島」