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2017.10.02 レポート 

震災遺構・仙台市立荒浜小学校を見学してきました(9/8仙台市)

■せんだい3.11メモリアル交流館

 東日本大震災を知り、学ぶ場として、震災による被害や復旧・復興の状況を伝える常設展示と、地域の暮らしや記憶など様々な視点から震災を伝える企画展示が行われていました。
 2Fの展示室には、大震災により被災した土地がかつてどのような場所であったのか、どんな被害を受けたのか、どのように復興を進めているのか、時間に沿って紹介されています。この展示室前の廊下には、仙台市東部沿岸地域を中心に、土地の思い出や魅力を描いたイラストマップが展示され、階段踊り場には訪れた人が短冊にあの日のことを書いて掲示する短冊掲示板がありました。
 未来へ、世界へつなぐきっかけとなるように。そんな願いを込めた企画展は、地域の人には懐かしい、訪れた人にはかつてこの地域にあったはずの暮らしの息遣いを感じる、工夫を凝らした展示となっていました。
 

 
 その他交流スペースには立体地図やスライド、関連図書があり、地域の情報を発信していく場として活用されています。交流館では震災のことを語り合うワークショップや、周辺スポットを巡るフィールドツアーなど、参加型のイベントも開催されています。
  
 

■震災遺構 仙台市立荒浜小学校

 荒浜小学校では、大津波が校舎の2階まで押し寄せました。児童や職員、地域住民約320人が同校に避難し、「学校の周りが全部海になった」様を見ながら一晩を明かしました。
 被災した校舎のありのままの姿を残すことで、来館者に津波の威力や脅威を実感してもらい、防災・減災の意識を高める場にしてもらおうと、2017年4月から震災遺構として常時公開されています。
 

 
 屋上からは荒浜地区を見渡しながら、被災前後の風景を比較することができます。
 4Fの展示室では、地震発生から避難、救助されるまでの経過について教室全体を使った展示が行われ、写真と映像で当時の出来事を知ることができます。また、災害の備えについて学んでもらうために、避難所での様子を再現したスペースや、防災グッズの展示、パネルクイズなどがありました。そして校舎の1階、2階、校舎の外周は、津波によってひしゃげた手すり、倒された壁などがそのまま残され、小学校を襲った津波の威力を知ることができます。
 

  
 あの時何が起きたのか、どれほどの脅威が襲ってきたのかを知り、日頃からの備えとして何をするべきかを考えてもらいたい、との思いが伝わる展示でした。機会がればぜひ皆さんも立ち寄ってみて下さい。

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