【大曲南中学校・キリバス オンライン交流授業の歩み】
R4年度に実施したESD for 2030 学び合いプロジェクトをきっかけに、大曲南中学校では毎年継続してキリバスとのオンライン交流を続けており、東北ESDセンターはこの取組を応援しています。
◇「ESD for 2030 学び合いプロジェクト」とは
ESD活動支援センター(全国・地方8ヶ所)では、地域の課題や各センターの強みを考慮してテーマを設定し、地域内外のESD関係者に交流と学び合いの機会を提供するとともに、得られた知見を活かし同様の取り組みを全国に広めていくことを目的としています。
大曲南中学校・キリバス オンライン交流授業
【開催日】2024年10月31日(木)
【会場】 秋田県 大仙市立大曲南中学校
【交流校】日本/大仙市立大曲南中学校(秋田県) 3年生 13名
キリバス/セントルイス中学校(南タラワ市)2年生 12名
【主催】 大仙市立大曲南中学校
【協力】 東北地方ESD活動支援センター
一般社団法人あきた地球環境会議
一般社団法人日本キリバス協会
秋田県大仙市の中学生と、気候変動の影響を受けるキリバス共和国の中学生がオンラインで交流する授業を実施しました。初めにキリバス式のジャンケンでどちらが先に発表するかを決め、自己紹介から始まり、お互いの趣味や文化などをクイズ形式で出題しました。後半は通訳を入れて母国語で両国の具体的な気候変動に対する取り組みや現状ついて意見交換を行いました。講師のケンタロ・オノ氏から「みなさんの望む未来は」と問いかけがあり、キリバスの生徒は「不安のない未来」「健康、教育、貧困が不安」「貧富の差がある」と自分たちの考えや現状、思いを話してくれました。大曲南中学校の生徒からは「一人一人が地球のことを考えられる未来になってほしい」と発言がありました。